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素読のすすめ

平成30年2月15日
素読のすすめ 四字熟語から名詩名文を訪ねる
第14回 『巧言令色』こうげんれいしょく

口先上手で、上べを飾ること。「巧」はたくみ。「令」は善いの意。令色…いい顔色で。
「論語」学而第一に「巧言令色 (すく)なきかな仁」(口がうまく、上べを飾るやつは仁徳が少ないぞ)という孔子の言葉があります。鮮なきかな…は仁徳が少ないことをより強い表現方法で示したもの

楽しい素読

()()はく、「巧言令色(こうげんれいしょく)(すう)(きょう)なるは、()(きゅう)(めい)()れを()ず、(きゅう)()()れを()ず。(うら)みを(かく)して()(ひと)(とも)とするは、()(きゅう)(めい)()れを()ず、(きゅう)()()れを()ず。
   「論語」公冶長第五
※左丘明は、魯の大夫にして(有名な人)とありますから孔子が大変尊敬していた先輩ではないかと考えられています。

大意
孔先生がおっしゃるには「口先を上手に、表情も和らげて人に媚び、丁寧に過ぎる有様は、左丘明は恥ずべき態度としたが、私も恥ずべき態度と思う。心に怨みを秘めたまま、その人と友となることは、左丘明は恥ずべき態度としたが、私も恥ずべき態度と思う。」と。